肌について学ぼう④~月経とホルモンの関係~

2022年5月12日

生理は、卵胞ホルモン(エストロゲン)黄体ホルモン(プロゲステロン)という2つのホルモンに作用されて起こります。

約28日周期(※個人差あり)でホルモンの分泌量が変化し、妊娠の準備をし、妊娠がないと生理となります。

プロゲステロンが優位になっている時期はPMS(月経前症候群)といわれ、肌荒れや精神的に不安定になりやすい時期です。

女性ホルモンの特徴

卵胞ホルモン(エストロゲン) 黄体ホルモン(プロゲステロン)
特徴 生理後に増え、妊娠に向けて子宮内膜を厚くする 卵胞後に増え、受精卵が着床しやすくする。基礎体温を高くし、水分を溜め込みやすくなる
肌への作用 コラーゲンを増やし肌にハリを出す 皮脂分泌が活発になり、ニキビができやすくなる

ストレスや疲れがたまるとホルモンバランスが崩れ、生理が遅れたりする原因となります。

規則正しい生活を心がけ、ホルモンバランスを整えることが大切です。

年齢と女性ホルモンの関係

エストロゲンは思春期ごろから増え、30代後半から徐々に減り始めます。

50代になると急激に低下しすることで閉経を迎えます。